元ブラック企業20代薄給OLの転職ブログ

就職活動に失敗しブラック企業に入社した、ゆとりOLの波瀾万丈な転職履歴と実情を綴っています

【1社目】新卒入社したブラック中小企業について

就職活動に失敗し、新卒でブラック中小企業を経験した身として言えるのは、当然ですか斜陽産業とオーナー企業には就職しない方がいいです。


当時、関東大震災直後の中、就職活動をしていましたが落ち続け、やっとの思いで新卒入社した企業はこの斜陽産業とオーナー経営を完璧に兼ね備えたブラック企業でした。

一応上場している企業でしたが主要株主は勿論オーナーである現社長とその一族でした…笑


まさに新3K「きつい」「帰れない」「給料が安い」な環境なので、心身を病み休職や欠勤でも済まず退職する社員も多く、人の入替はしょっちゅうありました。


※後に外資系企業に転職し、そこもそこで人の入替は激しかったのですが実情が全く異なります。断然外資系企業の方がきっちり制度化されていました。


1社目では、ある日突然同期が全く出社しなくなりました。

理由は限界を超える仕事量で精神を病み出社が出来ず、最終的には診断書を提出してフルで傷病手当を貰って退職していきました。

また、若手のみでなく30代後半の中堅層の社員もこれまでのストレスや激務が祟り、次の転職先も確保せず退職なんて事が頻繁にあったので、尚更長く働き続けるイメージも持てませんでした。


こんな状況下で、私自身が転職出来たのは土日祝日が休みだった為転職準備が少なからず確保できる時間があった事、ブラック特有の残業概念が無く平日に長時間サービス残業をする環境が慢性化している中、せめて有給くらいは取らないとやってられない(?)という今思っても全く謎の暗黙のルールのようなものがあった為、平日でもなんとか面接に行く事が出来ました。


転職する前の半年間なんかは、完全に開き直って面接がある毎に有給を取っていたので、上司や先輩社員に嫌味な態度を取られた事もありましたが、転職してしまえば私の人生に今後一切関わる事も無いしな、と割切り転職活動をしていました。


【自殺】ゆとりが同世代の死について思うこと

この前なにかのTV番組で20〜30代の若年層の死因数のトップが自殺だというデータを取り上げていました。

「世界中どこを見てもこんなに若者が自殺する国なんてありませんよ!ハッキリ言って異常です。」と痛烈に批判しているコメンテーターを見ていて、ふと数年前自殺した友人とのやりとりが頭をよぎりました。


それまで幸か不幸か、私の身近な人らは全員健在で、人生で初めて参列したのがその友人の葬式でした。


それから1年も経たないうちに某大手広告代理店で起きた新卒女性社員の過労自殺のニュースがかなりホットトピックになっていたなぁと思いだし…

当時、残業なんて完全無視のブラック企業に勤めていたのですが、そこから労働時間や働き方についてどんどん厳しくなっていったのをよく覚えています。


そういえば、高校生の頃はいじめ自殺が連鎖して起こるニュースが、就活では無い内定に絶望し就活中の若者が自殺してしまうというニュースが、そして企業での過労死…


真実が本当か嘘かは置いておいて、ニュースだけ見ていても同世代は亡くなり過ぎだと感じるときがあります。


ただでさえ少子高齢化時代に産まれた同世代がそんな形でこの世から去っていくのは虚しいというか、とても残念な気持ちになります。





白菜1玉600円…

タイトル通り、昨日スーパーで見かけた白菜の値段にびっくりしました。これだとお鍋の材料が既に高級品の域じゃないか…


そういえば2019年10月の消費増税計画で、一部の商品は消費税据え置きとか言ってるけどなんだかなぁ…信用できません。

値段そのままでまた食品自体の量やかさがどんどん小さくなるんだろうという思いが止まりません!


そんな最近の野菜高騰に関して、

ふるさと納税人気ランキングを覗いていると地方の野菜セットが結構人気だったので、そういう手もあるなぁと思いました。


2018年のふるさと納税の品は何にしようかな。

《2018年したい事》人間関係の断捨離

タイトル通り、今年は人間関係の断捨離をしたくてたまりません。


結婚し新生活も1年が経ち、子供も今すぐに!…という訳ではないですが、なんだろう旦那と家計や暮らしの時間を共有するようになってから、友人に会いにいく(遊びに行く)という事が、本当に自分自身が会いたい!一緒に楽しみたい!程ではない付き合いは正直時間の無駄なので控えようと思うようになりました。


それはなんなのかと言うと、昔から仲の良い友人になんとなく誘われたからそこまで興味はないけど付き合う、まぁ嫌ではないし楽しいかもしれないし。とか、今回くらいはまぁいいか。というスタンスでの休日のお誘いが多いんです。

こう思い返すと改めて優柔不断だなぁ…

そしてそれに(無駄に)応えてしまう自分。


思い返せば、この優柔不断は小学校低学年〜中学生頃こ、同じ新興住宅地の同級生、クラスの同級生、部活の同級生、塾へ一緒に通う友人とはあまり波風立てず仲良くした方が後々面倒にならないし、いいなというスタンスから出来ているんだと思います。


自分が置かれたコミュニティの中にいる身近な人となるべく邪険にならないような控えめなお付き合い。

だとすると今の環境はそういう意味では(仕事以外で)ほとんど自分で選べるはずなのに、断捨離したいと思うのは、昔から仲の良い、いや昔は仲の良かった楽しかった友人からの誘いだから断らずにいた自分の優柔不断さがあったからでしょう。


私は過去の楽しかった思い出や関わった人達には強い思い入れがある方なので、それがいい意味でも悪い意味でも大事にしてしまうんだろうなぁと。なのでそこを極端に断つんじゃなくて、本当に自分自身が会いたい!遊びたい!と思うときや誘いを見極めた人間関係へシフトしていきたいと思います。


…休日は1年間の3分の1しかないからね、今は旦那とゆったりした時間を過ごしたい。

自己紹介

平成生まれのゆとり。

とある都市部に住むアラサーDINKSです。

主に氷河期世代の上司と仕事上接する機会が多かった事もあり、ぶっちゃけ氷河期世代の価値観・考え方にはついていけない…

団塊の世代なんて、もはや宇宙人レベル。


転職履歴 :


就職活動に失敗し薄給ブラック中小企業に就職。

同期や先輩社員が次々と心身を病みリタイアしていく中、奨学金返済を背負いながらも自身も色々あり病みかけそうになるが、奮起して転職。


グローバル外資系企業へ。


1社目のブラック中小企業とのカルチャーショックに呆然としながらも、まぁまぁハードに働くが、外資系よろしくカジュアルにクビもある環境の中、数年勤務したのち日系企業へ転職、就業中。


旦那:大学時代から将来を見据え就職活動をしていたそうで、新卒入社企業で現在も勤務中。

理系関連職で合理主義、堅実思考。

貯金も堅実。

色んな意味でわたしとは正反対…


よろしくお願いします。



ブラック企業の不幸な社員たち。

新卒入社の会社にいた頃、まだいい意味でも悪い意味でも会社に染まりきっていなかった1、2年目の私は周りの働く人達に対しいつもこう感じずにはいられませんでした。


ここで働いている社員はどうしてこんなに不満と愚痴ばかりで不幸なんだろう??


勿論、こんな事思っていても表には出さず淡々と業務をこなし、下っ端らしく(辞めるまでの5年間後輩が入ってくることはありませんでした)振舞っていましたが、よくよく思い返せば、所属するチーム単位でのおつかれさま会と称した飲み会などは苦痛意外の何物でもなかったなぁとしみじみ思います(^^;


同年代がほぼいない(20〜30前半の今後を担うような社員は新卒・中途問わずほとんど転職していく)ので、中年古株先輩方の暗〜い愚痴のオンパレード。特に痛烈だったのはDINKS・独身上司達の愚痴を延々聞かされているうちに気付かされた悲しい現実。


それは敢えて子供を持たないと選択しているのではなく(会社が薄給・ブラックだから)マイホームも子供も持ちたくても持てない・持つ自信がないという事。

いくら能天気でゆとり世代と小馬鹿にされた私でも分かるほど、直接的ではなくても何度も愚痴を聞いているうちに気付かされた時には、恐ろしさで本気で辞めてしまおうと決意したきっかけになりました。

また、八つ当たりのような意味不明な説教(俺は氷河期で就職したから苦労したし、最近の若者ももっと苦労すべきだ云々…)が日常茶飯事で、社内は暗い中高年の吹き溜まりのような雰囲気なのも。


愚痴の内容は典型的な会社そのものの仕組み(オーナー社長の絶対服従と莫大な報酬)や、その下で薄給長時間労働を強いられている環境、また斜陽産業の為今後も色々な意味で全く期待も出来ない、そんな殺伐とした環境の中で他社員への妬み僻みの話題・悪い噂は非常に多く人間関係は常に最悪でした。

(管理職同士の罵詈雑言、新人への罵倒・八つ当たりは当たり前、中途採用者が人間関係ですぐ辞めていくのを改善する部署も無ければその上司も無関心、お局的存在が各部署で幅をきかせている、悪い噂だけは社内に広まる、過労で救急車がやってくる、などなど…)


そんな環境に5年もいた自分自身も相当不幸だったし今更思えば染まりつつあったのかもしれませんが、それを一気に自覚したある一言がありました。

それは繁忙期のいつも通り連日遅くまで残業をするしかなかったとき(勿論残業代はでません)、ある他部署の上司(長年在籍、よく残業をしているが、とても穏やかな方)が給湯室でポツリと呟いた一言。


この会社潰れてくんねぇかなぁ

※真顔


伏目がちにカップ洗いながら呟いたその一言は随分経った今でも未だに忘れられません。

そんな上司は今でも(おそらく)その会社で働き続けているのですが、勤め続ける程に自分自身の中に、会社に対する負の感情が掛算のように大きく増えていくんだな、と悟りました。

しかも当時、他の会社も何も知らない私は社会人になると、こういう事は普通の事なんだろうな、なんて呑気に思っていました…


あっという間に転職計画から2年が経ちました

秋の夜長ついつい夜更かししてスマホをいじっていると、このブログを2年振りに見つけだしました。


なんだろう、もう頭の片隅にすら残っていない忘れ物を見つけてしまった不思議な気分…


ちょうど2年前の記事を読み返すに、新卒入社したブラック企業を計画的に脱出する作戦を練りに練りはじめて実行していた時期だった気が…

その計画の甲斐あって、いま新天地でありがたく次のステージで無事働けています。


思い返せばこの2年間自身の身の周り含め、世間でも将来有望な若手・新人の過労死などが大きく取り上げられていた時期とかありました…


同じ世代として、そのような事は2度と起きて欲しくない。自分の事はさておき、少子高齢化の中で有能な若い方はそれだけで物凄い価値のある方だと思うから。

私のような将来に希望も収入も望めないブラック企業に入ってしまった新人や若手の方の活性剤になればと思うので、また自分なりのブラック脱出計画の実話を綴っていこうと思います。